top of page

実物はストアに残っていませんので開発した当時の思い出話をば。

当時中二病だったKeiuOはその中二病の勢いのままに中二病謎解きアプリを完成させ、その数カ月後に本編となる約1年かけて制作した謎解きアプリをリリースしました。内容としては「仮想インターネット空間上のハッカー組織の一員となって様々なミッションをクリアする」といったものです。書いてるだけでも恥ずかしいです。一応そういうテーマなので画面も(デザイン力の無さに由来する)往年のインターネットを彷彿とさせるような架空のWebページを行ったり来たりするというものでした。

 

世の中に放った二番目のアプリですがじわじわと伸びを見せ、SNSθを上回る5万ダウンロード超えを達成しました。アプリ評論サイトで紹介されたり、謎解きゲーム掲示板でこのゲームの話題が取り上げられたり、全く知らない個人のブログで絶賛してもらったのをみたときは全能感しかありませんでした。中二病なので。消す前には8万くらい行ってたんでしょうか、10万は行ってなかったと思います。

 

このゲームとSNSθでは謎解きのヒントを作者である私に直接メールしてきたら教えますという謎の手法をとっていまして、ピーク時は一日100件以上のメールを捌いていました。作者とユーザーが密になれるという点では良かったのかもしれませんがこれも今では絶対できない芸当です。ばかでしょ。

このゲームは結局ラスト1/4くらいが出来上がってないままストアに出しており「続きはアップデートで」ということになりましたが、結局完結することはありませんでした。あの物語をどのように終わらせたかったのか、それは当時の中二病の私だけが知っています。

bottom of page